失業保険の手続き
失業保険を支給してもらう手続きをするためには、最初にハローワークへ行かなければなりません。
ハローワークに求職届を提出して、就職の意思があるということを伝えます。
失業保険をもらう場合には、まず離職票をハローワークに提出する必要があるので、
勤め先だった会社から離職票をもらいましょう。
そして離職票のほかにも雇用保険被保険者証、住所や年齢などが確認できる書類、写真、印鑑、
本人名義の銀行口座がわかるものをハローワークに持っていかなければなりません。
必要書類をハローワークに提出して、自分が失業保険がもらえる条件を満たしているのかどうかの
確認がされたら失業保険の支給が開始します。
その時に必ず退職の理由が聞かれます。
退職の理由しだいで失業保険の手続きが中断して、
受給資格がもらえなくなってしまう場合もあるので、事前に調査しておく必要があります。
退職の理由がその会社へ大きな損害を与えたとか、過失を行ったようなケースでは、失業保険はもらえません。
また、もらえたとしても、もらえる金額に差が出たり、
またはすぐには失業保険がもらえない等の待機期間での違いが現れます。
自己都合の理由で退職した人はもらえる金額も安く、
待機期間においても会社都合の1週間に3か月加算した時間がかかってしまいますから、
退職の理由についてはよく調査した後に失業保険の手続きをすることがお勧めです。
社労士とハローワーク職員が作った失業保険(雇用保険)教本。国から莫大な失業給付金を受け取って、前職より待遇の良い会社へ就職する方法