定年退職と失業保険
ハローワークは失業保険の手続きや受給に関する事務を行っています。
定年退職であろうと退職と変わらないので、失業保険をもらうことができます。
失業保険は雇用保険の被保険者であった人が退職をした場合に、
さらにその後も働く意思があるが再就職ができないというような状況の時に、
就職活動を支援するために支給されるものなので、定年退職後も再就職したいと思っているならば、
失業保険をもらうことができます。
しかし、定年退職をしてすぐに失業保険がもらえるというわけではなく、
受給要件が定められているので、それに該当するのかどうかを確認するしなけらばいけません。
定年退職後も失業保険をもらいたいと思っているならば、まず受給可能かどうかの確認が必要です。
会社への勤務期間に雇用保険に最低でも半年以上加入していたかどうか。
そして定年退職後も働く意志があって再就職を希望しているのかどうか。
肉体的、精神的にもまだ就職可能な能力があること。
就職活動をしていて再就職ができない人は、受給が可能です。
定年退職者が失業保険を受け取る時も一般人と同様に、まず手続きをするためにハローワークに行く必要があります。
その際に持参するものとして、雇用保険被保険者証、離職票と免許証か住民票、写真が必要です。
定年退職の人の退職理由は、会社都合の対象となるので、待機期間は1週間で、失業保険をもらうことができます。
社労士とハローワーク職員が作った失業保険(雇用保険)教本。国から莫大な失業給付金を受け取って、前職より待遇の良い会社へ就職する方法
雇用大崩壊 失業率10%時代の到来