失業保険と派遣


派遣社員という就業形態でも失業保険はももらうことができるのでしょうか? 派遣期間が終わってから失業保険をもらうまでの過程は、 何かの理由から、退職した時に、事業所の管轄の職業安定所へ離職証明書を提出します。

その後、職安から派遣会社へ雇用保険被保険者離職票が交付され、派遣会社から派遣社員だった人へ離職票の交付がなされます。

ハローワークにこの離職票を持参し、求職の申し込みをして受給資格の認定を受けます。

住んでいる場所のハローワークへ求職の届け出の手続きをすれば受給資格が決定します。

これで派遣社員だった人も失業保険をもらうための段取りが整います。

そして、1週間の待機期間があり、失業状態の継続状態である期間として、この期間には失業保険の手当はもらえません。

その後、雇用保険説明会へ参加し、雇用保険受給資格者証と失業認定申告書の交付をうけて最初の失業認定日が決まります。

その日に雇用保険受給資格者のしおりなどを持参します。

この日に行かなければ失業保険はうけられません。

派遣だった人が失業保険をもらうケースでも、 他の正社員として働いていた人に比べても特に何も違いはありません。

雇用保険へ入っていたのなら、派遣会社への勤務だろうが正社員だろうがどちらも同じく失業保険はもらえるということを忘れないでください。

ただ、正社員の時と同じく、退職の理由によっては受給額などが違うので気をつけましょう。


社労士とハローワーク職員が作った失業保険(雇用保険)教本。国から莫大な失業給付金を受け取って、前職より待遇の良い会社へ就職する方法

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